天宮さくらの趣味棚日常

天宮さくらの好きなもの、知ったことを紹介中

『マーケット感覚を身につけよう 「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法』ちきりん

 ちきりんさん3冊目に読んだのは、『マーケット感覚を身につけよう「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法』だ。

 これまで読んだちきりんさんの本には、私に刺激を与えてくれたので、今回も期待して読んだのだけれども、その期待を裏切らない、新しい発見のあった本でした。

 

 本書は「これからの時代は、マーケット感覚を持つべきだ」と教えてくれる。

 インターネットの普及により、多くの規制解除や価値観の変化が発生した。だから、これまでの社会のような終身雇用なんてありえないし、専門職でずっとやっていくのも現実的ではない。ではどうするか? そこで大切なのが、「マーケット感覚」だ。具体例を交えながら説明してくれる切り口は、なるほど! と腑に落ちる。

「マーケット感覚」の習得方法は、第5章に記されている。5つのステップで「マーケット感覚」の習得ができるのだ。ここでわかることは、自分の思考の幅を増やすこと、思考の揺れ幅を受け入れることこそ、グローバルな社会での生き残りに必須な能力なのだ、ということだ。

 

 この先起業したいと考えている私にとって、本書は朗報だと思った。なんたって田舎に住んでいる。都会にはないここならではの価値創造を、仕事にしたい。

 

 

『A BEST』浜崎あゆみ

 最近、暴露本ではないけれど、浜崎あゆみさんの恋愛小説(?)が出版された。彼女の活躍とそれを支える愛の話、らしい。浜崎あゆみさんが青春時代の一ページだった私としてはものすごぉーく気になるのだけれど、ドラマ化されると噂があったので、それまで我慢。だって、彼女の音楽が流れている画面を見ながら映像体験したいもの。

 

 私が中学生のときにベストアルバムが出て、発売から18年以上経つというのにいまだに飽きずに大切に聴いているCDが、浜崎あゆみさんの『A BEST』だ。中学生くらいからちゃんと音楽を聴く、流行を知る、ということをし始めた私にとって、浜崎あゆみさんはキラッキラと輝くアーティストだった。親とかは「いまどきの歌はようわからん」とか言ってたけれど、あの時代を生きてきた私にはビンビンとくるものがあったのですよ。

 このCDには全16曲収録されていて、初回限定版はジャケットが全6種類からどれかが当たる! という仕様。うわー私が買ったCDはどのジャケットなんだろう?! とわっくわくしたのはいい思い出。好きなジャケットが当たりました。

 どの曲もそれぞれに思い入れがあるのだけれども、やっぱり「M」の曲調や歌詞が印象的で、音楽番組で歌ってくれるのがとても嬉しかった。その曲に込めた想いがいろいろあったのだ、とCDが発売されてこんなにも月日が経って知ることができて、よかったと思う。

 

 浜崎あゆみさんの、私にとって好きな曲ばかりが収録されているこのベストアルバム。浜崎あゆみさんの曲をあまり聴いたことがない、という人は是非聞いてみて欲しい。

 

 

『ダントツにすごい人になる 日本が生き残るための人材論』森川亮

 AIが発達したら、今ある仕事の大半はなくなると言われている。私がしている事務仕事なんて、早々にAIに取って代わられる仕事らしい。そうなったら自分は仕事がなくなって、生活保護で生活しなくちゃならなくなるだろう。

 どうしたら、生涯ずっと仕事をし続けられるだろう? そのヒントを得るため読んだのが『ダントツにすごい人になる 日本が生き残るための人材論』だ。

 

 本書はタイトルにあるように、これからの社会で活躍できる「ダントツにすごい人」になるにはどのような人なのかを教えてくれる。それは「新しい価値を生み、結果を出しつづける」「常に成長することをやめない」「「偉い人」にはならない」の三柱だ。どうしてそう考えるのか、すごい人はどういうことをしているのか、そしてこれからの日本を支えるためにどうしたらすごい人を育てることができるのか、が書かれている。

 また、本書では著者の森川亮さんと、予防医学研究者の石川善樹さん、GROOVE X株式会社代表の林要さん、ヤフー株式会社CSO安宅和人さんとの対談も収録されている。それぞれの対談を読んで、これから求められる人材というものがどういうものなのか、具体的に想像できたのも発見だった。

 

 気になる人は是非、一読してみてほしい。

 

 

『自分のアタマで考えよう 知識にだまされない思考の技術』ちきりん

 前回読んだちきりんさんの『自分の時間を取り戻そう』を読んで、アタマがひらめくような感動を覚えたので、他の著書も読むことにした。なので、今回は『自分のアタマで考えよう 知識にだまされない思考の技術』を読んでみた。

 

 本書は、ちきりんさんが普段、物事を考えるときにどのような思考プロセスで考え、自分なりの意見を持つことができるのか、その詳細を教えてくれる。思考するにあたって何に注意すべきなのか、どのような問いを持つのか、そしてどのように分析するのか。手取り足取り丁寧に紹介しているので、「考える」ことが苦手で困っている人は、一読してみるのもいいと思う。

 私は本書を読んで「考えるって、これだけ丁寧に数字を見たり情報を整理することなのだなぁ」と思った。「考える」ことは、側から見れば何もしていないように見える。そんな思い込みがあった。それだとアホみたいに見えるだろうなと思って、表面をなぞるような思考ばかりしてきた。けれど、それでは自分オリジナルの考えなんて、生まれるはずもないのだ。本書で紹介されていたような、物事の分解や整理の方法は、手を動かさなくてはできない。今後は、自分の手を動かして物事を見ていこう、と心に決めた。

 

 ちきりんさんの本は、いろいろ自分なりに発見があるので、また読もうと思う。気になる人は是非。

 

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう

 

 

『そのお金のムダづかい、やめられます』菅原道仁

 毎月決まった額のお給料の中で、毎月必死にやりくりしている。きっとムダばかりなのだろうと家計簿をつけたりするけれど、それでもどこかにムダがあるらしい。なかなかお金が貯まらない。

 なので本書のタイトル『そのお金のムダづかい、やめられます 脳のしくみを知るだけで、浪費は“自然と”消えていく』を見たとき、すぐさま手に取った。脳のしくみでついついムダをしているのなら、そのしくみを勉強すればムダがなくなるかも! と思ったのだ。

 

 本書の著者・菅原道仁さんは脳神経外科医だ。なので脳が私たちの判断にどのように影響を与えるのか、とてもわかりやすく解説している。

 本書を読んでつくづく思ったのは、「販売戦略ってものすごく私たちの脳のしくみを研究して成り立っているんだな」ということだ。驚くくらい、さまざまな販売戦略があるのだ。その中から何個も、「ああ、この戦略に弱いんだよなぁ私」だなんて思う戦略が見つかるのだ。

 だからこの本に書かれている販売戦略は、逆をいえば経営の助けになるものでもあると思う。だって、ついつい脳が騙されてしまうのだ。その方法で販売戦略を立てたら、ついつい騙されて買いすぎてしまうお客さんがでてくるだろう。

 けれど、本書はムダづかいをやめたい人向けの本。最後にはどうすれば豊かなお金の使い方ができるのか、書かれている。大切なことは、お金をなんとなく使うのではなく、計画的に自分自身でしっかり判断して使うべきだ、ということだ。

 

 ついついムダづかいしちゃう人は、是非読んでみては?

 

そのお金のムダづかい、やめられます

そのお金のムダづかい、やめられます

 

 

『人がうごくコンテンツのつくり方』高瀬敦也

「コンテンツが大事」というけれど、そもそもコンテンツってなんだろう? と思い読んだのが、本書『人がうごくコンテンツのつくり方』だ。

 著者はコンテンツプロデューサーの肩書きをもつ高瀬敦也さん。フジテレビでお勤めのときは、さまざまな番組の企画を担当した。だからこそ、「コンテンツ」をわかりやすく説明できるのだと思う。

 

 本書を読んでわかったことは、「コンテンツ」を作るには気をつけることがたくさんあるのだ、ということだ。ただただ作品を作ればいい、作って当たればいいし、外れたら仕方ない、というのではダメなのだ。

 さまざまな制約の中で、どのようなターゲットにどのように、人が思わずうごいてしまうようなコンテンツを作るのか。本書は「コンテンツ作り」の基本を説明してくれている。みんながうごいてしまうコンテンツを作りたい、と思う人は、一読してみるのがいいと思う。

 

人がうごく コンテンツのつくり方

人がうごく コンテンツのつくり方

 

 

『鑑定士と顔のない依頼人』

 久々にガッツリと映画が観たいなぁと思いつつ、レンタルの棚をウロウロしていたときに見つけた本作。決して顔を見せようとしない依頼人から、家の家具の鑑定依頼を受ける依頼人。どんでん返しにびっくり! というような帯を見て、観てみようという気になった。

 

 とても静かで丁寧な映画だった。旦那さんは爆弾がどっかーん! というような映画が大好きなので、観ている途中でコンビニにチューハイを買いに行き、他の部屋で呑んだくれていたけれど、私はこういう映画、大好きです。

 本作の見どころは、やはりこの鑑定の裏の本当の目的と、その伏線を楽しむところ。でもそれ以上に、私は鑑定士と依頼人恋愛模様が楽しくて仕方なかった。

 思えば、年上との恋愛ものが大好きな私。年は離れていればいるほど、ときめくんだよなぁ。これはきっとセーラームーンの影響にちがいない。本作の主人公の鑑定士は、おっさんというよりはもうおじいさんのような風貌だけれども、でも、そんな男性が若い女性と恋に落ちるっていうのは、ロマンだと思う。

 映画を最後まで観て、「いやこれはひどい失恋話じゃないか!」と思う人もいると思う。もちろん、私も始めはショックだった。けれど、解説ブログを読んで、いやいややっぱり愛のある話なんだと思い返した。だって、鑑定士はあの店でこれから先、待っていると思うから。愛がなければ待てない。そして、待つということは、やっぱり愛あっての二人の関係だったのだと思うのだ。

 

 観る人を選ぶ映画だけれども、私はこういった丁寧な映画、大好き。気になる人は是非。