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『GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略』田中道昭

 今回紹介する本は、アメリカのグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの四社、中国のバイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイの四社、を比較検討した本だ。

 この本の面白いところは、アメリカの四社と中国の四社で事業が似通っている同士を比較し、いったいどのような差や違い、課題や今後の展望があるのかを、5ファクターメソッドという分析方法を使って説明している点だ。それぞれの会社をこの分析方法で解析し、図にしているので、その図だけをみて比較するのも楽しいし、読みやすい文章を読んでそれぞれの会社の情報を入手するのも楽しい。

 そして最後に、これら八社の分析から日本はどのように立ち回るべきなのか、と筆者の意見が書かれている。私はこの意見に納得した。

 今後ますます米中冷戦は混迷を極めると思う。その知識として本書を是非読んでみて欲しい。

 

GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略

GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略

  • 作者:田中 道昭
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

『「パッション」の見つけ方「人生100年ずっと幸せ」の最強ルール』ボーク重子

 今回紹介する本は、「自分は何をしたいのか、よくわからない」と悩んでしまっている人に読んでもらいたい本『「パッション」の見つけ方「人生100年ずっと幸せ」の最強ルール』だ。

 本書は、自分のパッションが何なのかわからないところからパッションを見つけてアジアアートギャラリーをオープンさせた経歴を持つボーク重子さんが執筆している。名前を見て気づくように、生まれが日本の女性だ。だからなのか、視点は女性、母親の視点が多い。

 なので、パッションを見つける方法も書かれているが、子供自身がパッションを見つけるために親ができることも書かれている。なので、本書はある一面では子育て本なのかもしれない。

 けれど、自分のやりたいことがわからないと悩んでいる人は、読んでみて欲しい。読むだけで、「自分も頑張ろう」と元気をもらえる。

 気になる人は是非。

 

 

『「自分の名前」で勝負する方法を教えよう。効率的に成功をつかむための40のヒント』千田琢哉

 三十歳を過ぎてから私が思うのは「このまま転職をし続けていくキャリア形成は、私の理想ではないなぁ」ということ。どこそこの会社に所属している○○です、ではなく、私、で稼ぎたいのだ。

 でもだからと言っていきなり独立といっても、ピンとこない。今回紹介する本は、独立を考えている人にまず最初に手に取ってもらいたい本だ。

 本書は自分らしく仕事をするためにまず、自分が戦う場所を選ぶことの重要性を教えてくれる。それは、勝てる勝負をしろ、ということに他ならない。自分の強み、自分なりの型、自己演出力、そして成功は偶然ではなく必然にしなくてはならない、という成功論を、読みやすく元気の出る言葉で教えてくれる。

 人によっては、耳の痛い話ばかりになると思う。例えば、就職は学力で全て決まる、とかだ。だから読んでいて胸糞悪くなる人は、「自分の名前」で勝負しない方が心の平穏が保たれるだろう。けれど、とにかく稼ぎたい、仕事をもっと楽しみたい、自分らしく仕事をしたい、と願ってやまない人は、まず本書を手に取ってもらいたい。元気とやる気を分けてもらえる。

 気になる人は是非。

 

 

『電通さん、タイヤ売りたいので雪降らせてよ。』本間立平

 今回紹介する本書『電通さん、タイヤ売りたいので雪降らせてよ。』はどうしたらみんなが物を買ってくれるのか、その買わせるメソッドを、様々な事例を交えながら紹介してくれる本だ。

 正直、私は本書のタイトルが面白かったから読んでみようと思った。で、電通は雪を降らせることはできるのか、といった現実的な話ではなく、雪以外の方法でタイヤを売るメソッドを教えてくれる。「飢餓」「あの人」「ネタ」「恐怖」などのキーワードから、こういった事例があった、と紹介している。

 なので「本書を読んでがっつり売り込みするぞ」と考えるよりは、「なるほどこうやって売る方法もあるんだなぁ」と気楽な気持ちで読んでみるのがオススメ。巻末に「消費行動モデル」がいくつか紹介されているけれども、私にはさっぱり意味がわからなかった。

 物を売るいろいろな事例を気楽に知りたい人は是非。

 

電通さん、タイヤ売りたいので雪降らせてよ。

電通さん、タイヤ売りたいので雪降らせてよ。

  • 作者:本間 立平
  • 発売日: 2018/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

『新卒はベンチャー企業へ行きなさい AI共存時代の「稼ぐ力」の磨き方』清水宏

 今回紹介する本は、来年就職する予定の高校生や大学生に、こういった考えもあるんだよ、ということで一読して欲しい『新卒はベンチャー企業へ行きなさい AI共存時代の「稼ぐ力」の磨き方』だ。

 本書は副題につられて読むと「あれ私向きの本じゃなかったな」と思う人もいると思う。本書はまだ就職していない学生や、就職してもまだ5年も働いていない、というような人に、読んでもらいたい。本書は、みんな大企業の就職を目指すけど、それはそれで大変だよ、と教えてくれる。

 時代の変化の激しいいま、大企業で就職することのメリットは、50年前に比べると確実に減っている。そのことを指摘し、ベンチャー企業でなら変化に対応できる人材になることができる、と教えてくれる。就職先をなんとなく大企業にしようか、と考えている人は、一度本書を読んでそれでも大企業に行きたいか、を立ち止まって考えてみてもいいと思う。

 就職先の視野を広げたい人は、一読してみてもいいと思う。

 

 

『パート・アルバイトの応募が殺到! 神採用メソッド』平賀充紀

 経営者の人なら誰しも悩むであろう採用。今回紹介する『パート・アルバイトの応募が殺到! 神採用メソッド』は、どんな人を採用したらいいか、ではなくて、どういったアプローチをしたらいい人材・希望する人材が応募してくれるか、採用した後長期間働いてくれるか、を教えてくれる。

 採用、と聞くと、つい当たり外れといったことを思い浮かべてしまう。けれど本書はどういった人材は外れです、というマイナスの話ではない。そもそもアルバイトやパートを募集しているけれど、一向に応募がない、採用が決まってもすぐ辞めてしまう、といった経営者の悩みを解決してくれる本だ。

 だから、本書はまず求人広告の書き方から教えてくれる。どういった点に注意すべきなのかが例題も交えて書かれているので、わかりやすい。また、面接につなげるまでのテクニックや、面接で気をつける点、定着するためのちょっとしたコツを紹介してくれる。

 アルバイトやパートの採用で「応募がない」「採用したけどすぐ辞めてしまった」といった悩みのなる経営者には、是非一度読んでもらいたい。

 

パート・アルバイトの応募が殺到! 神採用メソッド

パート・アルバイトの応募が殺到! 神採用メソッド

  • 作者:平賀 充記
  • 発売日: 2019/02/20
  • メディア: 単行本
 

 

『死ぬまでお金に困らない力が身につく25の稼ぐ本』千田琢哉

 お金の心配って、幾つになってもなくならない。老後資金が2000万いるといっときテレビで騒がれていたけれど、現在のお給料だったらとてもじゃないけど貯まらない。

 困ったなぁと思っている時発見したのが今回紹介する『死ぬまでお金に困らない力が身につく25の稼ぐ本』だ。

 本書はお金を稼ぐいろいろな知識がつまっている本の紹介本ではない。正直、私はそれを期待して本書を読んでしまったので、ありゃうっかり、なのではある。けれど、お金を稼ぐ人たちが身につけている知識を獲得するためには、どのような本を手に取るべきなのか、納得な理由付きで紹介されている。

 本の紹介は、教養・洞察力・視点・思考・稼ぐ知恵、これら5つの項目にそれぞれ五冊ずつ紹介されている。どうしてその本を取り上げたのかの紹介文が読んでいてなるほど、と思わせる。

 私が一番なるほど、と思ったのは、お金持ちが獲得している教養のベースはなんなのか、という視点。なので教養を身につけるためのおすすめ五冊は、頑張って読んでみようと思っている。

 お金に困らない力を身につけたい人は是非。

 

死ぬまでお金に困らない力が身につく25の稼ぐ本

死ぬまでお金に困らない力が身につく25の稼ぐ本

  • 作者:千田琢哉
  • 発売日: 2020/02/22
  • メディア: 単行本