加藤諦三『だれとも打ち解けられない人』

 妹の本棚大処分のときにもらった一冊に、加藤諦三さんの『だれとも打ち解けられない人』があった。妹よ、人間関係に悩んでいたのか。もらってからずっと私の本棚に平積みになっていたのだが、「ちょっと普段読まない本でも読もうか」と思った時に目に止まったので、手に取ってみた。

 著者の加藤諦三さんは『心の休ませ方』や『自分のうけいれ方』といったタイトルの本を書いた方らしく、ここから察するに本書もまた心のあり方の指南書なのだろうと思った。そう思って目次を見てみると、どうやら「うつ」の人向けの励ましの本らしい。妹よ、うつだったのでしょうか。少々心配です、お姉ちゃんは。自分の身近にうつ病の人がいない(と思っている)ので、仮想うつ病の人を想像しながら読むことにした。

 読み終えての感想として、「そういう考え方もあるよな」だった。心理学の本やら精神論の本をそんなに真剣に読んでいないので、「この本は正しい」「この本は間違っている」と判断する材料がないので、そういう感想になってしまって申し訳ない。こういう考え方もあるのだ、ということを知れたのは、よかったと思う。

 

 幸せになるコツってのは、指南書を読んで簡単に見つけられる人や、悩んでもがいてやっとこさ見つける人や、初めから知っている人や、いろいろいると思う。そのコツを見つけるキッカケは自分から探しにいかなきゃいけない。そのキッカケが欲しい人は、読んでみてもいいのかも。

 

だれとも打ち解けられない人 (PHP新書)

だれとも打ち解けられない人 (PHP新書)