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『あなたの家計が元気になるこれからのお金学』方波見寧

 方波見寧さんの著書を初めて読んだのは、いまから八年前。『公的年金が当てにできない世代の「自分年金」のつくりかた』というタイトルの本を図書館で偶然見かけ、当時お金に困りつつ将来にも不安があった私は借りて読むことにした。その本は現在手元にないので詳しい内容は覚えていないのだが、衝撃を覚えたことはよく覚えている。ただ単純に貯金するだけでは駄目なのだ、と深く考えるようになった。

 方波見寧さんの他の著書も読みたいな、と思い、少し古い本ではあったけれども『あなたの家計が元気になるこれからのお金学』を購入した。

 

 この本は、投資をすることで将来のお金に困らないようにする方法を紹介しているが、それだけではない。私の親の世代を見ていると、車に家、保険と当たり前のように購入し、借金を返済している。それが当たり前だと思っていた。けれど、これからの経済状況では、その当たり前を続けていれば豊かな生活ができないということを、具体例をあげながらわかりやすく書かれている。

 いままでの保険のイメージも、本書のわかりやすい説明を読むと、がらりと変わる。生命保険や死亡保険で儲けよう、家族にお金を残してあげよう、という考えを実践しようとすると、それは難しいことなのだと本書を読んで考え方が変わった。住宅の購入だって、借金して当たり前だと思えたが、将来設計をきちんとしなければ自己破産してしまうかもしれない可能性をはらんでいるのだと知った。

 本書が出版されたのが2010年なので情報は少し古いのが難点だが、それでも家計を考える上で著者の考え方は重要だと思う。1円を大切にする生活を、しっかりやっていきたい。