天宮さくらの趣味棚日常

天宮さくらの好きなもの、知ったことを紹介中

『ラクして速いが一番すごい』人事・戦略コンサルタント 松本利明

 長時間仕事をするのが嫌いだ。だから残業を山ほどしている人を見ると、よく頑張れるなぁと感心してしまう。いかにして速く仕事を終わらせるか、というのは、情報社会の現代で必須能力だと思う。

 そんな私にとって本書のタイトルは、とても素敵だ。『ラクして速いが一番すごい』だなんて、理想の仕事のあり方だと憧れるし実践したい。そう考え、本書を読んでみた。

 

 本書を執筆した松本利明さんは、5万人以上のリストラを行い、6000人を越える次世代リーダーや幹部の選抜・育成に関与した、人事のプロフェッショナルだ。正直、この肩書きを読んだときは、「怖い人だ……」と思ってしまった。雇われ人間としては、リストラを大々的にする人は怖く感じてしまう。けれど逆を考えれば、本書を読めばこの人がリストラしたくない人物像を学べるということだ。

 本書は普通の人と仕事ができる人、つまりリストラされた人と次世代リーダーに選ばれた人はどこが違うのかを紹介している。それは書類作りから始まり、仕事の選択、根回し、障害など、どのように対処しているのかを具体例を交えながら、56ポイントあげている。

 

 私は大企業に勤めているわけでもないパートのおばちゃんなので、本書の全てが参考になったわけではない。だからといって、本書が全くためにならなかったかといえば、それは違う。『ラクして速いが一番すごい』のは何故なのかを知ることができたからだ。

 仕事をしていれば、いろいろな人に出会う。仕事の仕方は一人一人違うし、仕事をする上で何が重要だと考えているのか人によって違う。いろいろな人の利益の中で、いかにラクして速く仕事を終わらせるのか。仕事の効率を考える、いいきっかけになる本だと思う。実践できるかどうかは、人によるのだろうけれど。

 

「ラクして速い」が一番すごい

「ラクして速い」が一番すごい