『資格は力 情報処理技術者試験・IT資格試験 連勝の勉強法』左門至峰

「これからはパソコンが使えないと仕事ができないぞ」と言われたのが、私が中学生の頃。当時父親はパソコン関係の仕事に携わっていた。だからこそ、パソコンの重要性がとてもよくわかっていたのだろう。

 現在、パソコンを利用しない仕事をしている人は、どのくらいいるのだろう。日常生活でもパソコンと同機能・同性能のスマートフォンを使い、仕事では持ち歩けるノートパソコンを持ち、職場では据え置きのパソコンを扱うのが当たり前になった。それなのに肝心のパソコンの知識が乏しいように感じる。インターネットを利用した犯罪が多発し、個人情報が抜き取られたり金銭的被害を被ったりしている。

 これじゃいけないとは思いつつ、一体どのように勉強を始めたらいいのだろうと悩んでいた私に、本書が目に止まった。

 

『資格は力 情報処理技術者試験・IT資格試験 連勝の勉強法』は、パソコン関係の資格を多数保持しているシステムエンジニア左門至峰さんによる、IT資格の紹介の本だ。IT資格は種類が多く、それぞれの資格はどのような位置付けなのか、資格取得によってどのような利点があるのかがわかりやすく書かれている。

 パソコン関係にはめっきり弱い私にとって、本書はどのIT資格がいまの私に必要なのか、そして今後勉強を進めていく上でどのような点に注意したらいいのかが理解しやすく助かった。後半の勉強法は、IT資格に限らずすべての分野の勉強でも役に立つ、受験勉強必勝法だ。受験勉強からはかなり遠ざかってしまったので、当時勉強したとき効果のあった勉強法の復習にもなったし、受験をするときの高揚も思い出せた。

 

 これからはパソコンに関係した仕事をしていなくても、IT資格を所持していなければならないと思う。もちろん義務教育で基本的なことは教えられるが、それだけじゃ全く足りない。でもどこから手をつけたらいいのかわからない、という人は本書がオススメ。

 

資格は力 -情報処理技術者試験・IT資格試験 連勝の勉強法

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