『AI時代の人生戦略「STEAM」が最強の武器である』成毛眞

 前に書店で見かけて「うわ、読んでみたいなぁ」と思った『AI時代の人生戦略「STEAM」が最強の武器である』。今回縁あってようやく読むことができた。

 AIと聞くと思い浮かべるのが、将棋。AIと棋士の試合をニュースで見て、ロボットの進化に驚いた。それと同時によく聞くのが、AIが発達すると仕事がなくなる、という意見。ロボットが普及すると仕事がなくなる、とは聞いていたけれども、「AIという新しいロボットによって仕事がどんどんなくなって、ついに人類みな無職か!」と思ったのを覚えている。

 実際、無職になるにはまだまだ時間がかかるのだろうけれども、AI時代が到来したとき、私は貧乏になりたくないなぁと思う。お金はガッポリ稼ぎたいし、AIにこき使われる人生なんて嫌。本書はそんな私を鼓舞してくれる本だった。

 

 本書が言いたいことは「STEAM」を身につけろ、だ。「STEAM」とはScience、Technology、Engineering、Art、Mathematics、の頭文字をつなげたもの。和訳すれば、科学、技術、工学、芸術、数学。高校で文系を選んでしまった私に欠けまくっている知識ばかりだ。けれど、これからの時代はそれらの知識がなければ、AIに使役される人間になっちゃうのだ。これは大変!

 著者の成毛眞さんは、どうしてそのように考えるのかを紹介している。そしてAIに使役される人間にならないためにはどうしたらいいか、具体的なアドバイスを提示している。また、本書には鈴木寛さん、堀江貴文さんとの対談も収録されている。なるほどなぁと思いつつ、とても読みやすい文章なのであっという間に読み終えてしまった。

 

 ああ、高校のとき無茶でも理系に進めばよかったかなぁなんて反省する。けれど、いまさら悔やんでも仕様がない。本書に紹介されている本だったり番組だったりに触れて、少しでも人生を明るくしていこうと思う。