『フルーツバスケット』高屋奈月(全23巻)

 今年は『フルーツバスケット』の年だ! と勝手に思っている私。いや、そうでしょう、そうでしょうとも! だってこの春、全編アニメ化ですから!

 それに、『フルーツバスケットanother』という、フルバの登場人物たちの子供達の話の連載があり、それの三巻が発売された。まだ他にもいろいろと企画があるそうなので、今年はフルバの年、です!

 

フルーツバスケット』は少女漫画の月刊誌である花とゆめで連載されていた漫画で、私がこの作品と出会ったのは中学生のとき。コミックスがすでに6〜7巻くらい出ていたときで、知り合いが貸してくれて読んだのだ。借りて読んで、ボロ泣きして、速攻本屋にダッシュで全巻揃えた。

フルーツバスケット』は、両親を亡くし一人テント暮らしをしていた主人公が十二支の呪いにかけられた人々と出会い、心通わせ互いに成長していく物語。十二支の呪いっていうのは、異性と接触することによって十二支それぞれの動物に変じてしまう呪いだ。それだけ聞くとファンタジー一色っぽく思えるかもしれないけれど、青春あり恋愛ありの、ファンタジーの枠に収めきれ無い魅力いっぱいなのだ。

 登場人物たちのそれぞれの苦悩や苦労が、私の心の弱い部分と一致して、なんどもこの作品に励まされた。辛いときや涙が流れそうなときは、フルバを読んで元気を出した。私の青春を陰ながら応援してくれていたのは、フルバ。とても大切な宝物だ。

 

 この四月からテレビ東京の深夜枠で全編アニメ化ということで、とても楽しみにしている。ただ問題なのは、我が家はテレ東が見れない。致命的である。どうにかネット配信とか、してくれないかなぁ。