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『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』伊藤邦生

『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』というタイトルをみて、「これを読んだら年収低い私でもお金持ちになるコツがわかるのか?」という淡い期待を抱いて手に取ったが、残念。そういう本ではなかった。

 本書は、不動産投資が確実な投資である、というスタンスの本。なので株取引やFXをやってお金持ちになりたい私にとっては、なかなか耳痛い話も書かれていた。

 著者の伊藤邦生さんは長年大手金融機関に勤めた経歴がある人だ。だから、株取引やFXでお金を儲けることがいかに難しいのかを知っている。様々な投資を知っている著者が選んだのが、不動産投資。不動産サービスの会社を経営している著者だからこその、説得力のある本だった。

 

 本書を読んでわかりやすいなと感じたのは、お金の流れを表現した給料の川とゴールドリバーの話。収入が多くても支出が多ければお金は貯まらないし、逆に収入が少なくても支出が少なければお金持ちになれる。そのことを給料の川とゴールドリバーでの表現は、確かにその通りだとしっくりきた。

 それとお金持ちへの6つのステージの話。働きアリからはじまり、カモ、カメ、ヒヨコ、スワン、そしてゴールドスワンへと進化していく過程は、お金持ちの区分がわかりやすくてよかった。ただ、どうしたらお金持ちであるゴールドスワンになれるのか、という点は不動産投資ありきなので、私にはちょっと合わないと思った。

 でも、不動産投資をしてみようと考えている人は、一度軽く読んでみたらいいと思う。

 

 親切なところは、不動産投資をしても下手な人はいつまでたっても貧乏人だ、ということをきちんと書いているところ。とりあえずやってみた、が一番いけないのだと改めて肝に銘じようと思う。

 

年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち (中経の文庫)

年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち (中経の文庫)