天宮さくらの趣味棚日常

ビジネス系本中心の紹介サイト

『ハック思考 最短最速で世界が変わる方法論』須藤憲司

 まず表紙からして「なんだろこれ? 印刷ミス?」とびっくりする。内容は、世界をハックしようぜ! なのだけれども、ハックってなんだか悪いイメージ………。けれど、そんな印象を飛ばしてしまうくらい、読みやすく面白い本だ。

 本書ではハックとは何かを説明してくれる。ハックとは、ハッキングなイメージが強いけれどそうではなくて、「同じインプットから大きな成果を得られるように転換効率を劇的に高めること」と説明している。この文章だけだとちんぷんかんぷんだが、本書では図やら絵やらで丁寧に説明してくれるから、読んでいてなんだか楽しくなる。

 ハックのステップも難しくない。1.人と違う規則性や法則を見つける、2.その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入する。ただこれだけ。でもやっぱりこの文章だけじゃ? が出ると思う。

 そんなクエスチョンが出てしまうハックの方法を、著者の経験からいろいろな事例とともに紹介してくれる。読みながら「なるほど、こういうことなのか」と納得できる仕組みになっているので、構えて読まなくても大丈夫。

 最後に、ちょっとした例題が載っている。その例題を読んで、具体的にハック思考が理解できる仕組みだ。

 なかなか面白い本だった。気になる人は是非。